数年前から皆スマホで乗車しているのを見て、今回挑戦することにしました。
これまで地下鉄に乗る場合、券売機で目的地までの乗車券を買う方法と、深セン通というプリペイドカードを改札にかざす方法がかなり前からありましたが、最近ではスマホをかざす人が多くなっています。
スマホで乗車するシステムを簡単に説明すると、ほとんどの中国人が利用している微信(WeChat)というチャットツールのWeChat Payというところに保存されているデジタルマネーを利用して乗車するというものです。
シンセンに向かう前日に自宅でミニプログラムをスマホにセットしました。
まずは微信の発見ページにあるミニプログラムを確認してみました。
調べてみると私のミニプログラムには、乗車*(石馬)は存在していませんでした。
これから先は手続きに中国からのSNSを受信する必要があるので、日本で使用しているSIMカードを外し、中国で使用しているSIMカードに差し替え、ローミング状態にします。
先ほどの画面の検索窓に乗車*を入力し検索し選択します。
するとどこの地域で使用するのか聞いてきますので、シンセンを選択します。
するとシンセン市の下にプログラムが追加されます。
追加されたプログラムを選択し、開通作業になります。
開通操作に入ると、乗車コードの使用要請となり、許可をタップします。
このとき自分の携帯番号(中国)が表示されます。この番号にこの後SMSが送られてきます。
このSMSを受信するために中国のSIMカードに差し替えましたが、「他の携帯番号を使用する」というのがあるので、日本の携帯電話番号でSMSを受け取れるのかもしれません。
すぐにSMSで6桁の暗証番号が送られてきます。
6桁の暗証番号を入力します。
すると開通免密支付という画面になります。
この後記憶があいまいなのですが、WeChat Payの暗証番号(6桁)を入力し、WeChat Payと紐付けした気がします。
これで自分の乗車用QRコードを表示できるようになりました。
後日シンセンで使用してみました。
華新駅から老街駅までの乗車です。
乗ったときと、降りたときの表示です。
無事使用することができました!!
これを利用するにはいくつかの条件があると思います。
■微信がインストールされている(これは日本でインストールできる)。
■WeCat Payが利用できる。
このためには中国国内の銀行口座を所有し、微信と紐付けする必要があるかもしれません。
友人から送金してもらうとか、クレジットカードを登録するとかという手段があるかもしれませんが、定かではありません。