これまで中国の銀行へ預金した場合の金利、日本円から人民元への交換について書いてきましたが。
預けた人民元を日本円で受け取る方法はどうか調べてみました。
普通ならば、中国の銀行窓口に行って預けている人民元を日本円にしてもらうのですが。
ここで手数料、2.5%が発生します。
日本円⇒人民元、人民元⇒日本円でそれぞれ2.5%の手数料が取られますので、単純に5%(実際は異なります)の手数料が取られてしまい、金利の高い中国の銀行口座に預金をしてもなかなかメリットを得られません。
今回は、人民元を日本円に交換する方法です。
中国の口座を開設しますと、銀聯(Union Pay)というデビット機能が付いてきます。
これはデビットカードであり、クレジット機能とは異なり、口座にある残高分だけキャッシュレスで使用できるというものです。
実はこの銀聯が日本で使用できるのです。
中国人が日本に訪れて買い物で使用することもできますし、ATMで日本円を引き出すことができます。
使用できるATMは、
・三井住友銀行
・三菱東京UFJ銀行
・ゆうちょ銀行
・セブン銀行
です。
一日に引き出せる限度額は10000元です。
このとき取られる手数料は、銀聯カードを作った中国の銀行によって異なるようですが、0.5-1%となっています。
更に一回当たり110円相当の人民元が口座から手数料として引き落とされます。
10000元を日本円で引き出した場合、最高1%の手数料の場合、合計1.09%の手数料となります。
今度試しに日本円を引き出してみようと思います。
2011年07月08日
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日本で銀連カードを使う、については私も以前にブログで書いたりしてました。
すっごく便利で、中国元でお給料もらっている身としては、日本ではいつもATMで引き出してます。
人民元は大金を持ち歩こうとするとかさ張りますし、リスクもあるので銀連には助かってます。