2013年07月30日

楽天銀行の中国元預金キャンペーン

楽天銀行のサイトに行ったら、気になるキャンペーンが行われていました。
「元預金」の円⇒元の交換手数料が、1元当たり1銭と激安手数料になっています。
8月19日までのキャンペーンです。

人民元預金と言えば、預金金利が高いという点と為替変動利益を得る可能性があるという点です。
私は中国の銀行(招商銀行)に定期で預金をしていますが、どちらが有利か試算してみました。
元手を100万円とした場合で、これがいくらの人民元になるか?1元が16.0円として計算します。
e-bankキャンペーン.jpg
楽天銀行のキャンペーンでは、手数料が1銭ですので、
100万円÷15.99=62539元 となります。

一方、中国に行って日本円を人民元に銀行で交換した場合、2.5%の手数料がかかります。
クレジットカードでキャッシングした場合は、はるかに手数料が安くなりますが、今回は2.5%を適用します。
100万円×0.975÷16.0=60938元
この時点の元金では、楽天銀行が遥かに有利です。

さて、それぞれの元金を定期預金にしたときについて考えてみます。
それぞれの銀行の金利は次のようになっています。
e-bank金利.jpg 招商銀行金利.jpg

1年の定期預金を想定すると、楽天銀行の年利は2%、一方招商銀行の年利は3.3%となっています。
楽天銀行に1年定期で預けた場合、元金62539元に対し、
62539×1.02=63790元
これを手数料20銭で日本円に戻すと、
63790×15.8=100.788万円。
為替変動が無ければ、1年で0.8%弱の利子が受け取れます。

一方、招商銀行の場合、元金60938元に対し、
60938×1.033=62948.4元
これを手数料2.5%で日本円に戻すと、
62948.4×0.975×16.0=98.2万円。
1年定期で日本円に戻すと元本割れです。

それでは3年定期にした場合について考えてみます。
楽天銀行は3年定期金利の設定が無いので、1年定期の金利2%の三乗(1.02の三乗)の6.12%(三年後の利率)となります。
一方、招商銀行は三年定期の年利が4.25%ですので、三年後の利率は1.0425の三乗、13.3%となります。

この金利で楽天銀行の場合、
62539×1.0612=6636.64元
これを手数料20銭で日本円に戻すと、
6636.64×15.8=104.859万円。
為替変動が無いとすると、日本円で預金するのがばからしくなります。

さて招商銀行の場合はどうでしょう。
招商銀行の場合、元金60938元に対し、
60938×1.133=69042.8元
これを手数料2.5%で日本円に戻すと、
69042.8×0.975×16.0=110.468万円。
なんと手数料を差し引いても10%以上の利息が付くことになります。
長期の場合は金利が高くなる中国の銀行に利があります。
posted by マーラー火鍋 at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 銀行
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